R-magazine-vol.5

第36 期 竜王戦第3局 page26 北九州市制60周年記念「第36期竜王戦七番勝負第3局北九州対局」 北九州市制 60 周年を記念し、「第 36 期竜王戦七番勝負第 3 局北九州対局」が旧安川邸で開催されます。 今月 25 日・26日と、戸畑の旧安川邸で、第36期竜王戦7番勝負の第3局が行われる。 戦う棋士は、天下無敵の藤井聡太竜王、対するは藤井竜王と同い年の伊藤匠七段だ。 藤井竜王が棋士になったのは2016年の9月で、14 歳の中学2年生だった。 福岡県出身の加藤一二三九段や、史上最年少で名人になった谷川九段も中学2年生で棋士 になったが、藤井竜王は、加藤九段や谷川九段よりも早く、史上最年少棋士となった。 また、史上最年少名人の座も、藤井竜王が谷川九段より奪った。 藤井竜王は、全く記録ずくめの男なのだ。 見事に挑戦者となり、藤井竜王に対する伊藤匠七段だが、一般的な世間の知名度は薄い。 しかし、将棋ファンで伊藤七段を知らない方はいないだろう。もちろんプロ間での評価も 極めて高い。 その実力は、永瀬王座、渡辺明九段、豊島九段らと並び、現在の将棋界で5本の指に入る と言っても、異論は少ないだろう。 ともに 21 歳、この二人が激突するのが今期の竜王戦7番勝負だ。 将棋ファンならずとも必見である!! 1901年、八幡製鉄東田第1高炉に火が入った時から、日本の近代化が始まった。 その日本の黎明の地である北九州で、21歳の二人の若武者が覇を競う。 北九州の皆様には、ぜひ絶大なご声援を贈って頂きたいと思います。 公益社団法人 日本将棋連盟所属棋士 森下卓九段 将棋連盟ホームページ画像より掲載 【対局日】令和 5 年 10 月 25 日(水曜日)・26 日(木曜日) 【対局場】旧安川邸(戸畑区一枝一丁目) 【対局者】藤井聡太竜王 対 伊藤匠七段 【主催】読売新聞社、日本将棋連盟(注意)対局の見学はできません

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