C O N F I D E N C E 今から一つの物語を書きます。 これかの話の価値観を押し付けるのでは無く、 単なるお話です。 未婚の女性に、貴女を生涯愛して、大切にいた します!と男性からプロポーズされます。 そんな時 有難うございます、とても嬉しいで す! 私は貴方を素敵な食卓にご招待しますと 言えたらどうでしょう。 どんなに愛していても、毎日食事がなかなか出 来ず、そして微妙なものを提供されると、愛情 は高まりますか? 真心 親切 感動を伝えると相手は幸せになり ます。 こんなお話をしている私は、創業53年目を迎え るイタリア料理のお店を経営してきました。 僅か3.5坪9席のカウンターだけのお店からのス タートでした。そんな生活も人生すら飲食にか けてきた私ですから、食を大切にして欲しいの です。 結婚が決まり慌てて料理を学んでも、手際よく 楽しんで料理は作れません。素敵なパートナー が現れる前から準備が必要なのは料理です。そ の準備こそが、良縁を導くのだと思います。 女性はシンデレラの心を持つと、プロポーズに 現れた方が自分にとって最適な相手であるかわ かるそうです。シンデレラの心とはどんなもの なのでしょうか。 家族の幸せの為に身を惜しまず、明るく元気に 過ごしていく事だと思います。 幸せの第一は健康です、自分で食べたもので、 体はできます。人間だけが文化的・科学的な食 事を摂るのです。 この文化的に食べる事こそ、豊かな生活への狭 き門なのです。豊かな食は決して贅沢な食とは 違います。この文化的な勉強はとても大切です。 この文化的な事が一番悪い事をしようと思わな いでも、間違いをするものなのです。 家族の絆と価値観を共有する場の中心が食卓なの です。そこで間違った価値観を伝えては大変なこ とになるので、これも勉強が必要になります。 素敵な食卓の作り方や、文化的に食べる事を学 ぶのは如何ですか? page22 匠 の パ ス タ ラ ・ パ ペ リ ー ナ 店 主 大 野 憲 治
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=